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2006年7月16日 (日)

企業の品質保証について

日本の大企業、三菱重工業は様々な業種で談合を重ねた悪質企業であり、関連の三菱自動車もリコール(回収、無償交換)隠しをやったもっと悪質企業であると書いた。

トヨタ自動車と言えば日本のトップ企業で、世界でも有数な企業である。金儲けがうまく一名トヨタ銀行とも呼ばれている。経済界、財界にも多数の人材を送り込んでいる。そのトヨタ自動車の長年の歴代品質保証部長ら三人が、車両の欠陥を知りながらリコールを怠って人身事故を引き起こしたとして逮捕された。トヨタ自動車は、名声の上にあぐらをかいて、公表もしないし、記者会見も開いていない。傲慢である。マスコミも何を恐れてか、三菱自動車の時程追及しない。

トヨタ自動車は金儲け優先で品質は二の次の姿勢が見える。品質保証部長は自社製品の欠陥で人身事故が起きていても、上司の品質担当役員に報告しないのだろうか、担当役員は役員会に報告しないのだろうか。事実なら品質保証の仕組みの上で重大な欠陥がある。トップ企業だけに、最も悪質である。事故は前輪の車輪と車輪を結ぶロッドの破損とか。タイヤを結ぶ棒が折れれば舵が切れない、曲がれない。

松下電器産業(ナショナル)のファンヒーターか何かで欠陥が見つかった。松下電器はテレビでも欠陥商品の発見を呼びかけたし、各家庭にもチラシを配布して欠陥商品の発見に努め対応した。家電製品ならナショナルだと思った。日本の優良企業である。

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