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2007年7月28日 (土)

謡曲、能面

私の親父が少し謡曲をやっていた。聞き覚えた中で、私の一番好きなのは「鉢の木」である。

雪の日に上野国佐野庄に住む佐野原左右衛門常世の家に一夜の宿を求めた旅人へ
のもてなしの物語である。
暖をとる薪とてないので、大切にしていた鉢の木を手折って燃やし暖めてあげた。
旅人は最明寺入道北条時頼であって、いざ鎌倉で馳せ参じた時に探し出され、後に
加賀の田、越中の井、上野の田井の三ヶ庄を与えられた。


昨日大工町にある画廊に第22回地元作家によるマイアート展 能面 を見に行って来た。

渋川にお住まいの伊藤弥兵衛さんという方が地元の能面作りの元祖であるとのことで
勿論作品も展示されていた。28人の方が出品されていた。

能面の内に秘められた精神性の表し方、厳しい美しさ、同一面での左右の陰陽による
相反する表情、よーく観ると半面の表情は厳しくて眼の形も違っている。

よく眼を切るとも言われている。日本人の美的感覚に触れたひと時であった。

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