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2008年1月30日 (水)

日本の城

イギリスやドイツで見た城もその風土に合っていて美しいが、日本の城はもっともっと美しい。

大抵は石垣の上に築かれていて、黒と白を基調にした大小様々な三角形の曲線と直線で構成される端正な造形美。青空を背景にして凛とそびえている天守閣、そこに展開されたであろうドラマを想うと熱くなって来る。

曲輪、堀・土塁・石垣、櫓、塀、虎口、天守。そして城には大抵櫻がつきものである。
然し私の櫻には、いつも暗い翳がふっと付き纏う。
戦中の国民学校高学年の時、毎朝先生について「君のため何か惜しまん若桜、散ってかいある命なりせば」と吟詠させられた記憶からか、中学に入って親友が“俺予科練に志願する”と言ったのが、校庭の咲き乱れる櫻の木の下であったからか。レイヤーをめくるといつも必ず出て来る。

城にまつわる歌曲は「荒城の月」かな。土井晩翠作詞・瀧廉太郎作曲、

春高楼の花の宴、巡る盃影さして、千代の松が枝分け出でし、昔の光今いずこ
秋陣営の霜の色、鳴きゆく雁の数見せて、植うる剣に沿ひし、昔の光今いずこ
今荒城の夜半の月、変らぬ光誰がためぞ、垣に残るはただ葛、松に歌ふはただ嵐
天上影は変はらねど、栄枯は移る世の姿、映さんとてか今も尚、ああ荒城の夜半の月

そういえば大分竹田市の石垣のみの岡城址(国指定史跡)に荒城の月の歌碑があったな。
遠い山並みの夕映えは素晴らしかったな。

何箇所かの札所めぐりはきちんと纏めてあるのに、城については纏めていない。
日本の城をどれ位訪れたことだろう、50位だろうか。「日本の城」の本を持っており、最近又「城郭」という本を購入した。調べてみよう。

島原城、岡城址、唐津城、中津城、杵築城、小倉城、松山城、高知城、高松城、国宝天守の姫路城、大阪城、
名古屋城、長篠城、松本城、小諸城、大野城、勝山城、朝倉城址、一乗谷城、丸岡城、金澤城、上山城、
山形城、弘前城、―――。

それぞれに熱い想い出が浮かぶ。

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